シニアレジデントの声
私は地域医療に興味を持ち、学生、初期研修を通して様々な地域で研修してきました。その中で、地域による医療の違いを感じ、公衆衛生学に興味を持ち、診療のトレーニングを積みつつ、臨床研究の勉強もしたいと考え、このプログラムに応募しました。

臨床研究について

gMAPという臨床研究遠隔教育プログラムを受講し、同期の後期研修医3名でチームとなって1つの研究を進めながら、楽しく研究の基礎について学んでいます。また、それぞれ個別の研究テーマを持ち、確保された週1日の研究日を有効活用し、後期研修の間に論文として発信できるよう進めています。気軽に研究についてアドバイスをもらえる環境であり、リサーチカンファレンスでは福原俊一先生に直接ご指導いただく機会もあります。

臨床研修について

私は初期研修を終えてすぐに、3年目の後期研修先としてこのプログラムに応募しました。臨床能力自体はまだ未熟であり、研究は先送りにしてまず臨床のみに専念した方がいいのではないかと不安な気持ちもありました。しかし研修が始まると、すぐにその不安は解消されました。悩んだときには、すぐに指導医に相談できる体制が整っており、安心して研修が行えます。救急搬送数、手技数、症例数も豊富であり、膠原病、悪性腫瘍等の診断から治療、外来フォローまで経験できます。また医療スタッフや、他科の医師も優しく、質の高いチーム医療も学ぶことができます。診療の中で生じた疑問についてはエビデンスを調べ、文献を読み解き、皆で共有するカンファレンスが毎週行われ、大変勉強になっています。
白河の方々は皆暖かく、感謝を伝えていただける機会も多く、臨床、研究に対するモチベーションがより高くなりました。その他にも、米国内科学会日本支部総会ではDr’s Dilemma(医学的知識を競うクイズ大会)に出場したり、New England Journal of Medicineに症例報告を投稿したり、という貴重な経験もしています。他施設の高名な先生方に直接ご指導いただく機会も多く、様々なつながりができ、本当に白河に来て良かったと思っています。
シニアレジデントの声
私はリハビリ、加齢医学の分野の臨床研究に興味があり、独学で研究を始めようとしました。しかし、リサーチクエスチョンを立てることすらできず、研究の基礎から学ぶことができるこのプログラムを選択しました。

臨床研究について

6月からgMAPという臨床研究に関する遠隔学習が始まり、身体拘束についての研究を始めようと準備にとりかかっているところです。研究日は確保されており、リサーチカンファレンスで定期的に研究の進捗状況を報告したり、抄読会でも自分の研究テーマに関連する文献を扱ったりと、研究へのモチベーションが保ちやすい環境です。

臨床研修について

症例のバリエーションは豊富で、リウマチ専門医でありがん薬物療法専門医でもある東准教授のもとで膠原病、悪性腫瘍(とくに血液腫瘍、原発不明癌)の症例を経験できます。この3ヶ月では顕微鏡的多発血管炎、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、血管免疫芽球性リンパ腫などの診断から治療まで経験しました。東以外にも診断学・感染症・救急など様々な経験や知識を持つ4人の総合診療医のノウハウを間近で学ぶことができます。さらに患者・家族背景も意識して看護師やMSWと協力して積極的にAdvance Care Planningにも関わっています。
患者さんには東日本大震災で被災され、白河に避難されている方も多く、「福島に来てくれてありがとう」とおっしゃっていただけることもあり、この病院に来て本当に良かったと思います。