2020年12月25日
当アカデミー元教員が関わっている論文が「European Radiology」にアクセプトされました。
当アカデミー設立より教員として携わり、現在オランダへ留学中の高田先生が関わっている論文が「European Radiology」にアクセプトされました。
先に報告した虫垂炎に関する研究のデータベースを用いた研究です。Reference standardの判定を担当いただいた放射線科の先生方のリサーチクエスチョンです。腹痛で受診した患者のCT読影において、臨床情報あり・なしの場合の読影結果および、各読影結果に基づいてシミュレーションした臨床マネジメントの正確性を検証しました。読影結果、臨床マネジメントとも読影ありの場合により正しい判定が得られました(それぞれ93.7% vs. 87.8%, 97.3% vs. 87.8%, p < 0.01)。
Hattori S, Yokota H, Takada T, Horikoshi T, Takishima H, Mikami W, Mukai H, Funakoshi H, Naganuma T, Yano T, Terada K, Inokuchi R, Tsuchiya S, Akutsu A, Saiga A, Kubota Y, Wada T, Takada A, FujimotoH, Uno T.
Impact of Clinical Information on CT Diagnosis by Radiologists and Subsequent Clinical Management by Physicians in Patients with Acute Abdominal Pain. Eur Radiol. 2020. (in press).
http://www.shirakawa-ac.jp/record_research/2020/
*「 European Radiology 」はIF4.1、放射線診断領域のトップジャーナルの一つです。