アカデミー教員の論文がJapan Journal of Nursing Scienceに公開されました！

この度、当アカデミー助手の鈴木龍児先生の論文が、Japan Journal of Nursing Science に Brief reportとして掲載されました。

“Usefulness of a mobile phone application for respiratory rate measurement in adult patients”Jpn J Nurs Sci. 2022;e12481.
Ryuji Suzuki, Toshihiko Takada, Taro Takeshima, Michio Hayashi, Jun Miyashita, Teruhisa Azuma, Michiko Usui, Sugihiro Hamaguchi, Shingo Fukuma, Kazuhira Maehara, Shunichi Fukuhara

Abstract:https://doi.org/10.1111/jjns.12481

鈴木先生のメッセージを下記に紹介します。

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本研究は、その重要性にもかかわらず実際に測定されることの少ない呼吸数の測定方法に関する研究です。従来の方法と比較し、携帯アプリを用いた測定方法では、より短時間にかつ正確性を保って呼吸数を測定できることを示しました。呼吸数の測定の機会が増え、患者評価の質が向上することが期待できます。
受理されるまでに何度もrejectを受け、途中で気持ちが折れそうな時もありましたが、メンターの先生（高田俊彦先生）を始めとするアカデミーの皆さんの熱いサポート・叱咤激励もありなんとか乗り越えることができました。
この研究は、自分にとって初めての臨床研究のpaperになります。「臨床研究をしたい！」という思いで白河総合診療アカデミーに来て、ようやく一本目を形にできて、自分自身にとって感慨深いものがあります。
データ収集には、病院付属の看護学校の看護学生さんや教官の先生など多くの院内スタッフの方々の協力を頂きました。臨床研究をするのに環境が整っている、このアカデミーだからこそ可能であった研究だと思います。
次回は、今回で得た経験をもとにして、ここ白河だからこそできる研究を続けて発信していきたいと思います。よろしくお願いします！　
鈴木龍児
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